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title: "My Tasks: 必要なアクセス許可、プライバシー、セキュリティ"
description: "Vitextra My Tasks が要求する Microsoft Graph と Azure DevOps のアクセス許可、テナント管理者が SharePoint 管理センターで承認する手順、データの読み取りに使われる権限、ブラウザーに保存される内容、Web パーツが Planner と To Do のタスクを変更しない理由を説明します。"
url: https://vitextra.com/ja/support/kb/10303
language: ja
published: 2026-10-18
modified: 2026-10-17
products:
  - "My Tasks"
author: "Roger Gagne"
tags: ["My Tasks アクセス許可", "SharePoint API アクセス", "Tasks.ReadWrite", "User.ReadBasic.All", "user_impersonation", "Azure DevOps アクセス許可", "API アクセス許可の承認", "セキュリティ トリミング", "データ プライバシー", "SharePoint 管理センター", "Vitextra My Tasks"]
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# My Tasks: 必要なアクセス許可、プライバシー、セキュリティ

Vitextra My Tasks が要求する Microsoft Graph と Azure DevOps のアクセス許可、テナント管理者が SharePoint 管理センターで承認する手順、データの読み取りに使われる権限、ブラウザーに保存される内容、Web パーツが Planner と To Do のタスクを変更しない理由を説明します。

## 概要

My Tasks は、複数の Microsoft 365 サービスと、オプションで Azure DevOps から、タスクを収集します。そのためには、これらのサービスへのアクセスが必要です。このアクセスは、SharePoint Framework ソリューションの標準的な方法で要求されます。ソリューション パッケージが必要な API アクセス許可を宣言し、テナント管理者がテナント全体に対して 1 回だけ承認します。

この記事では、アクセス許可の一覧、承認方法、データの読み取りに使われる権限、Web パーツが何をどこに保存するかを説明します。「この Web パーツは自社のデータをどのように扱うのか」という質問に答える必要がある、テナント管理者、セキュリティ担当者、サイト所有者を対象としています。

## 要求されるアクセス許可

ソリューション パッケージには、**My Tasks** と **Azure DevOps Query** の 2 つの Web パーツが含まれています。これらは、合わせて次の API アクセス許可を要求します。

| API | アクセス許可 | 用途 |
|---|---|---|
| Microsoft Graph | **User.Read** | サインインしているユーザーの基本情報の取得。 |
| Microsoft Graph | **User.ReadBasic.All** | Planner タスクの作成者の表示名を解決し、**作成者**列に識別子ではなく名前を表示するため。 |
| Microsoft Graph | **Tasks.ReadWrite** | Microsoft Planner、Microsoft To Do、フラグ付きメールのリスト (**Outlook** ソース) で、ユーザーに割り当てられたタスクを読み取るため。 |
| Azure DevOps | **user_impersonation** | サインインしているユーザーに代わって Azure DevOps REST API を呼び出すため。My Tasks の **Azure DevOps** ソースと **Azure DevOps Query** Web パーツで必要です。 |

これらはすべて*委任された*アクセス許可です。サインインしているユーザーのコンテキストでのみ動作し、そのユーザーがすでに持っている権限を超える独自の権限を Web パーツに与えることはありません。

📝 **注**  
アクセス許可を承認する必要があるのは、対応するデータ ソースを使用する場合だけです。SharePoint とプロジェクトのソースには、Graph や Azure DevOps のアクセス許可は不要です。ただし、アクセス許可の要求はソリューション パッケージに含まれているため、SharePoint 管理センターではまとめて表示されます。すべて承認するのが最も簡単です。

## テナント管理者がアクセス許可を承認する方法

ソリューションをアプリ カタログに追加して展開すると、アクセス許可の要求は承認待ちになります。展開の手順については、[KB10035. SharePoint Online に Vitextra 製品をインストールする方法](https://vitextra.com/ja/support/kb/10035)を参照してください。承認するには、次の手順を実行します。

1. SharePoint 管理者またはグローバル管理者のロールを持つアカウントで Microsoft 365 管理センターにサインインし、**SharePoint 管理センター**を開きます。
2. 左側のナビゲーションで**詳細設定**を展開し、**API アクセス**を選択します。
3. **保留中の要求** (Pending requests) タブで、**Vitextra My Tasks** パッケージの要求を見つけます。Microsoft Graph (**User.Read**、**User.ReadBasic.All**、**Tasks.ReadWrite**) と Azure DevOps (**user_impersonation**) の要求です。
4. 要求を選択して**承認**を選びます。ダイアログの内容を確認して承認します。すべての要求について、この手順を繰り返します。
5. **承認済みの要求** (Approved requests) タブに切り替えて、すべての要求が一覧に表示されていることを確認します。

これらのアクセス許可について、ユーザーに同意を求める画面は表示されません。承認後は、テナントのすべてのユーザーに対して Web パーツが動作します。後でソリューションを更新し、新しいバージョンで追加のアクセス許可が必要になった場合は、再び**保留中の要求**タブに表示されます。詳しくは、[KB10050. SharePoint Online で Vitextra SPFx ソリューションを更新する方法](https://vitextra.com/ja/support/kb/10050)を参照してください。

❗ **重要**  
承認したアクセス許可は、My Tasks だけでなく、テナント内のすべての SharePoint Framework ソリューションに適用されます。他のソリューションと同様に、**承認済みの要求**タブを定期的に確認してください。アクセス許可が拒否されている場合や、まだ承認されていない場合は、対応するソースがタスクを返さず、Azure DevOps のソースではアクセス トークンまたは同意に関するエラーが表示されます。

## どの権限が使われるか

My Tasks には、昇格された権限や共有のサービス権限で動作する処理はありません。すべての呼び出しは、ユーザーのブラウザーから、サインインしているユーザーのコンテキストで行われます。

- **Planner、To Do、Outlook**: タスクは、現在のユーザーのタスク (「自分のタスク」) として Microsoft Graph から要求されます。同僚のタスクが表示されることはありません。
- **SharePoint とプロジェクト**: タスクは、現在のユーザーのコンテキストで SharePoint 検索 REST API を使用して検索されます。セキュリティ トリミングが適用され、ユーザーが開くことを許可されている項目だけが返されます。
- **Azure DevOps**: Azure DevOps REST API はサインインしているユーザーとして呼び出されるため、ユーザーは Azure DevOps ですでに表示できる内容だけを表示できます。**Azure DevOps Query** Web パーツのクイック アクションによる変更には、Azure DevOps での編集権限が必要です。変更は、作業項目の履歴にユーザー名で記録されます。

## Web パーツはタスクを変更しません

**My Tasks** Web パーツは、タスクを*読み取る*だけです。Planner、To Do、Outlook、SharePoint、Project Online、Azure DevOps のタスクを作成、編集、完了、削除することはありません。**Tasks.ReadWrite** は、Planner、To Do、フラグ付きメールのタスクを対象とする Microsoft Graph のスコープ名であり、Web パーツは読み取りにのみ使用します。

データを書き込める唯一の機能は、オプションの機能です。**Azure DevOps Query** Web パーツの**クイック アクション** (状態の変更、割り当て、期限の設定、コメントの追加) です。既定ではオフになっており、Azure DevOps でのユーザー自身の権限の範囲でのみ動作します。詳しくは、[KB10306. Azure DevOps Query Viewer: クイック アクション (状態の変更、割り当て、期限の設定、コメントの追加)](https://vitextra.com/ja/support/kb/10306)を参照してください。

## 何がどこに保存されるか

- **Vitextra のサーバー**: タスク データは保存されません。タスクは、ブラウザーが Microsoft 365 または Azure DevOps から直接読み込み、ページに表示します。
- **ブラウザー (localStorage)**: 各ユーザーの個人用ビュー設定が保存されます。**My Tasks** では、並べ替えの列と方向、**期限**クイック フィルター、フィルターの選択内容が保存されます。**Azure DevOps Query** Web パーツでは、各クエリで選択した列とグループ化が保存されます。設定は、Web パーツのインスタンスごとに、設定を行ったブラウザーとデバイスに保持されます。デバイス間では同期されず、ブラウザーのデータを消去すると削除されます。
- **ブラウザー (sessionStorage)**: **My Tasks** で最後に読み込んだタスクの一覧は、次回すぐに表示できるように、ブラウザー タブのセッション中、最大 15 分間保持されます。データ ソースの構成が変更されていない間だけ使用され、バックグラウンドで更新されます。キャッシュは、タブを閉じると消えます。
- **SharePoint**: Web パーツの設定 (データ ソース、列、制限など) は、他の SharePoint Web パーツと同様に、ページ上の Web パーツのプロパティに保存されます。

💡 **ヒント**  
共有のコンピューターでは、作業後に SharePoint サイトのブラウザー データを消去するか、プライベート ウィンドウを使用してください。キャッシュされたタスクの一覧と個人用ビュー設定が削除されます。あわせて [KB10293. My Tasks: フィルター、並べ替え、個人用ビュー設定](https://vitextra.com/ja/support/kb/10293)もご覧ください。

## テレメトリとライセンス

他の Vitextra 製品と同様に、My Tasks はテナントのライセンスを確認し、Web パーツの使用状況を報告します。ライセンス チェックでは、テナントとライセンスの状態が報告されます。ライセンスの状態は、プロパティ ウィンドウの**詳細情報**グループに表示されます (**試用版**、**アクティブ**、**期限切れ**、**保留中**、**取り消し**)。テレメトリとライセンス チェックによって、タスクの内容が Vitextra のサーバーに保存されることはありません。購入とアクティブ化については、[KB10206. Vitextra のライセンスとアカウント: ライセンスの購入と有効化](https://vitextra.com/ja/support/kb/10206)を参照してください。

この製品は、Microsoft Teams でも同じセキュリティ モデルで動作します。詳しくは、[KB10301. Microsoft Teams に My Tasks を追加する方法](https://vitextra.com/ja/support/kb/10301)を参照してください。

アクセス許可が承認されているのにタスクが表示されない場合は、[KB10307. My Tasks のタスクが表示されない、または読み込まれないのはなぜですか?](https://vitextra.com/ja/support/kb/10307)を参照してください。
