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title: "テナントのアプリ カタログとサイト コレクションのアプリ カタログ: Vitextra アプリの展開先"
description: "SharePoint 管理者向けのリファレンスです。SharePoint Online におけるテナントのアプリ カタログとサイト コレクションのアプリ カタログの違い、それぞれが Vitextra SPFx 製品の展開に与える影響 (サイトでの利用可否、テナント全体への展開、API アクセス許可、Microsoft Teams、更新、ライセンス)、およびどちらのカタログを選ぶべきかを説明します。"
url: https://vitextra.com/ja/support/kb/10361
language: ja
published: 2026-10-29
modified: 2026-10-29
author: "Roger Gagne"
tags: ["テナントのアプリ カタログ サイト コレクションのアプリ カタログ 違い", "SharePoint Online アプリ カタログ", "サイト コレクションのアプリ カタログ SPFx", "Add-SPOSiteCollectionAppCatalog", "このアプリを有効にして、すべてのサイトに追加する", "テナント全体への展開 SPFx", "sppkg アップロード先", "Web パーツ 1 つのサイト コレクションに展開", "SharePoint 用のアプリ ライブラリ", "Vitextra 展開"]
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# テナントのアプリ カタログとサイト コレクションのアプリ カタログ: Vitextra アプリの展開先

SharePoint 管理者向けのリファレンスです。SharePoint Online におけるテナントのアプリ カタログとサイト コレクションのアプリ カタログの違い、それぞれが Vitextra SPFx 製品の展開に与える影響 (サイトでの利用可否、テナント全体への展開、API アクセス許可、Microsoft Teams、更新、ライセンス)、およびどちらのカタログを選ぶべきかを説明します。

## 概要

SharePoint Online 向けのすべての Vitextra 製品は、::アプリ カタログ::にアップロードする必要がある SharePoint Framework パッケージ (`.sppkg`) として提供されます。SharePoint Online には 2 種類のカタログがあります。組織全体に提供する**テナントのアプリ カタログ**と、それぞれ 1 つのサイト コレクションに提供する**サイト コレクションのアプリ カタログ**です。どちらを選ぶかによって、誰がパッケージを展開できるか、Web パーツがどこに表示されるか、API アクセス許可と Microsoft Teams がどのように扱われるか、後で更新しなければならない場所がいくつになるかが決まります。

この記事では、Vitextra 製品の展開という観点から 2 つのカタログを比較し、推奨事項を示します。実際のアップロード手順は、[KB10035. SharePoint Online に Vitextra 製品をインストールする方法](https://vitextra.com/ja/support/kb/10035)で説明しています。

## 2 つのカタログの概要

| | テナントのアプリ カタログ | サイト コレクションのアプリ カタログ |
|---|---|---|
| テナントあたりの数 | 1 つ (Multi-Geo テナントでは地理的な場所ごとに 1 つ) | 任意の数、サイト コレクションごとに 1 つ |
| 作成者 | SharePoint 管理者、SharePoint 管理センターで | SharePoint 管理者、SharePoint Online 管理シェルで |
| パッケージをアップロードできるユーザー | アプリ カタログ サイトの所有者 (通常は SharePoint 管理者) | そのサイト コレクションのサイト コレクション管理者 |
| Web パーツを使用できる場所 | テナント内の任意のサイト | そのサイト コレクション内のみ |
| **このアプリを有効にして、すべてのサイトに追加する** (テナント全体への展開) | アプリを追加しなくても、すべてのサイトのツールボックスに Web パーツが表示される | そのサイト コレクションのサイトにのみ適用される |
| API アクセス許可の要求 (Microsoft Graph、Azure DevOps) | **API アクセス** ページに表示され、テナント全体で承認される | テナントで既に承認されている必要がある |
| **Teams に追加** | 利用可能 | 利用不可 |
| 更新 | 新しいパッケージを一度アップロードする | 新しいパッケージを各サイト コレクションのアプリ カタログに個別にアップロードする |
| Vitextra ライセンス | テナントごとに 1 つのライセンス | 同じライセンス: ライセンスはカタログに依存しない |

## テナントのアプリ カタログ

テナントのアプリ カタログは、SharePoint 管理者が SharePoint 管理センターの**その他の機能 → アプリ**から一度だけ作成する特別なサイト コレクションです。その**アプリの管理**ページで、パッケージのアップロード、有効化、更新、Teams への追加、削除を行います。

Vitextra パッケージをアップロードすると、**アプリを有効にする**パネルに**このアプリを有効にして、すべてのサイトに追加する**オプションが表示されます。すべての Vitextra 製品は、この*テナント全体への展開*をサポートしています。

- **選択した場合**: 製品の Web パーツが、テナント内のすべてのサイトの Web パーツ ツールボックスに直ちに表示されます。サイトの所有者がアプリをサイトに追加する必要はなく、製品は**サイト コンテンツ → 新規 → アプリ**に表示されません。
- **選択しなかった場合**: 製品は追加可能な状態になり、必要とする各サイトの所有者が**サイト コンテンツ → 新規 → アプリ** (またはアプリ ピッカーの**組織から**) から一度だけ追加します。Web パーツは、そのサイトのツールボックスにのみ表示されます。

この決定は最終的なものではありません。**アプリの管理**ページで後からパッケージを選択し、**すべてのサイトに追加**または**新しいサイトへの追加を停止**を使用できます。

テナントのアプリ カタログからのみ利用できるものが 2 つあります。

- **API アクセス許可の要求。** Microsoft Graph を読み取る製品 (Employee Directory、Employee Details、Organizational Chart、Absence & Coverage、My Tasks、Password Vault) は必要なアクセス許可を宣言し、パッケージがここに展開されると、SharePoint は対応する要求を **API アクセス** ページに作成します。[KB10360. SharePoint 管理センターで Vitextra ソリューションの Microsoft Graph API アクセス許可を承認する方法](https://vitextra.com/ja/support/kb/10360)を参照してください。
- **Teams に追加。** Teams のアプリ カタログはテナント全体のものであるため、Vitextra Web パーツを Microsoft Teams のタブまたは個人用アプリとして発行できるのは、テナントのアプリ カタログからのみです。

💡 **ヒント**  
Vitextra 製品では、**このアプリを有効にして、すべてのサイトに追加する**を選択してください。Web パーツはすべての場所で一度に利用可能になり、ページに配置するかどうかは各サイトの所有者が決めます。誰かがページに追加するまで、Web パーツがサイト上の何かを変更することはありません。

## サイト コレクションのアプリ カタログ

サイト コレクションのアプリ カタログは、通常のサイト コレクション内にある **SharePoint 用のアプリ** ライブラリです。SharePoint 管理者が、SharePoint Online 管理シェルを使用して特定のサイト コレクションに対して有効にします。

```powershell
Connect-SPOService -Url https://contoso-admin.sharepoint.com
Add-SPOSiteCollectionAppCatalog -Site https://contoso.sharepoint.com/sites/marketing
```

その後、そのサイト コレクションの**サイト コレクション管理者**は、テナントでのロールを持たなくても**サイト コンテンツ → SharePoint 用のアプリ**にパッケージをアップロードでき、そこに展開されたソリューションは、そのサイト コレクション内でのみ使用できます。テナントのアプリ カタログが既に存在している必要があります。存在しない場合、このコマンドレットは失敗します。

Vitextra 製品の展開で変わる点:

- **範囲。** Web パーツは、このサイト コレクションのサイトでのみ利用できます。ここで**このアプリを有効にして、すべてのサイトに追加する**を選択した場合、「すべてのサイト」は同じサイト コレクションのサイトを意味します。
- **API アクセス許可。** サイト コレクションのアプリ カタログは、**API アクセス** ページに要求を作成しません。Microsoft Graph のアクセス許可が必要な製品は、先にパッケージをテナントのアプリ カタログに展開して要求を承認し、その後にサイト コレクションのアプリ カタログを使用してください。付与はテナント全体に適用され、両方のコピーで共有されます。API アクセス許可のない製品 (List Filter Online、Smart Tiles、Quick Poll、QR Code Generator など) は、追加の手順なしでサイト コレクションのアプリ カタログから動作します。
- **Microsoft Teams。** **Teams に追加**は提供されません。製品を Teams で使用できるのは、テナントのアプリ カタログから展開した場合のみです。
- **更新。** 各サイト コレクションのアプリ カタログは個別に更新されます。テナントのアプリ カタログにアップロードした新しいバージョンは、サイト コレクションのカタログに展開されたパッケージには反映されず、その逆も同様です。
- **ガバナンス。** アプリ カタログを持つサイト コレクションの一覧は、テナントのアプリ カタログの `/Lists/SiteCollectionAppCatalogs` に保持されます。`Remove-SPOSiteCollectionAppCatalog` はサイト コレクションのアプリ カタログを無効にします。ライブラリは残りますが、その中のソリューションは動作しなくなります。

❗ **重要**  
サイト コレクションのアプリ カタログから展開されたソリューションも、ユーザーのブラウザーでそのユーザーのアクセス許可を使用して実行され、テナントが承認した任意の API を呼び出すことができます。範囲が狭いことで制限されるのは、*Web パーツを配置できる場所*であって、*アクセスできる対象*ではありません。サイト コレクションのアプリ カタログ向けのサードパーティ パッケージも、テナントのアプリ カタログ向けと同じように慎重に審査してください。

## ライセンスと試用版

Vitextra のライセンスは、カタログ、サイト数、ユーザー数にかかわらず、**Microsoft 365 テナントごと**に発行されます。14 日間の無料試用は、製品がテナントに展開されて最初に開かれたときに自動的に開始され、ライセンスはテナント ID に割り当てられます。[KB10206. Vitextra のライセンスとアカウント: ライセンスの購入と有効化](https://vitextra.com/ja/support/kb/10206)を参照してください。同じ製品をテナントのアプリ カタログと 1 つ以上のサイト コレクションのアプリ カタログから展開する場合でも、必要なライセンスは 1 つです。

## どちらのカタログを選ぶべきか

次の場合は**テナントのアプリ カタログを使用**してください。

- 製品がイントラネット全体または複数のサイト コレクションを対象としている (Employee Directory、Organizational Chart、ハブ サイトや部署のサイトの Smart Tiles)。
- 製品に Microsoft Graph のアクセス許可が必要である、または Microsoft Teams で使用する予定がある。
- 更新を 1 か所で行い、テナント内のバージョンを 1 つにしたい。

次の場合は**サイト コレクションのアプリ カタログを使用**してください。

- 部署やプロジェクト チームがパイロットを実施している、または組織の他の部門には提供しない製品を必要としている。
- ガバナンス規則により、個別の審査なしにテナント全体に展開することが認められておらず、展開をサイト コレクション管理者に委任したい。
- 製品に API アクセス許可が不要で、Teams でも使用しない。

ほとんどの Vitextra のお客様は、**このアプリを有効にして、すべてのサイトに追加する**を選択してテナントのアプリ カタログから展開し、サイト コレクションのアプリ カタログは、使用するとしてもパイロット用に限っています。
